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2017年12月02日
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元不良少年の愚痴
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若き日の徳川家康が武田信玄に無謀な作戦で立ち向かい、惨敗した三方ヶ原の戦い。しかし、それから数か月後、信玄は病気で亡くなった。
もし信玄とその宿敵である上杉謙信が長生きをして、現代になぞらえるならば双方が選挙協力のようなことをしていたら歴史の流れはどうなっていたのか?
家康が同盟を結んでいた(実質的には臣従していた)織田信長もその家臣として重きをなすようになっていた羽柴(豊臣) 秀吉も武田・上杉連合軍の前に敗れ去っていたのか?
そしてその後は室町幕府再興という形式ながら、武田・上杉連立政権が成立していたのか?
しかしながら、そうした妄想を抱く人も少なくなってしまうのか。
学校の歴史教科書から武田信玄も上杉謙信も消えるという話が持ち上がっているらしい。
これを提案しているのは、高校・大学の教員団体「高大連携歴史教育委員会」ということなのだが、その理由は「直接歴史を動かしていないから」ということのようだ。
名前からして筆者よりも歴史に造詣の深い先生方が少なからずいらっしゃるはずの団体とは思えぬくらいの浅はかさに言葉を継ぐことが出来ないが、前掲の例を出すまでもなく、人生というものは、己の力の及ばぬところで起こった変化に翻弄されるということはありがちなことではないのか。おそらくは教科書には残るであろう信長・秀吉・家康の天下統一三大英傑といえども例外ではないはずだ。
様々な人生の集大成が歴史であるとの認識は上述団体の先生方にはおわかりなのであろうか。
師走だというのに愚痴めいたことを書いている。そういえば、十二月といえば忠臣蔵だが、筆者は中学生の頃、学校の教科書に大石内蔵助すら載っていないのに、赤穂四十七士の名前を覚えた「元不良少年」である
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